草津の日常。【24日目】(雨の湯畑)
※取材日は昨日(7/30)です。
本日は大変天気が良いですね。
しかし、昨日から一週間前までは、梅雨に戻ったような天気でした。
雨だと外に出て取材をする気力がなくなりますが、最近更新が滞っていたので、陰鬱な雰囲気を打開するように湯畑に繰り出しました。
まず目に入ったのは、熱の湯の湯もみショーを見物するお客さんの列でした。
皆さん傘をさして並んでいます。
さすが熱の湯、こんな雨の日でも大人気ですね。
8月1~2日にかけて行われる『草津温泉感謝祭』で使われる特設舞台です。
女神さまがここでいろいろな儀式を行います。
実は、私はこの舞台を使った場面を全く見たことないんですよね^^;。
今年はできるだけ時間を作って見に行ってみたいと思ってます。
霧に煙る湯畑前の足湯です。混雑してますね。
この足湯の裏側では、
解体工事をしてます。
何が新しくできるんでしょうね。お客さんをもっと楽しませるものができたらと思います。
霧雨の中の湯滝です。
温泉の風景は、晴れよりもこういった天気の方が似合う気がします。
焼き鳥『静』さんの行列です。ここも雨に関係なく列ができてますね。
去年の感謝祭2日目の時に、一回食べたことがあります。美味かったです。
夏休みということもあり、雨にもかかわらず湯畑は人がいっぱいいました。
今日で7月も終わり、8月は晴天が続く月になるといいですね。
できれば、ゲリラ豪雨も勘弁してもらいたい。
草津の日常。【23日目】(ベルツ記念館に行ってみた)
本日は、草津町が滅ぶまで語り継がなければならない大恩人、エルウィン・フォン・ベルツ博士の記念館に行ってきました。
というのは大げさかもしれませんが、ベルツ博士がいなければ、草津温泉は年間300万人の観光客を抱える日本一の温泉地にはならなかったのは事実です。
「草津には無比の温泉以外に、日本で最上の山と空気と理想的な飲料水がある」
博士は、こう世界に発信し、この地に一大温泉保養施設を造ろうとして、自腹で6000坪の土地を買ったそうです。
博士、草津が大好きだったんですね。
ベルツ博士の経歴や功績などを書き出していくと、それだけで本一冊ができてしまいます。
なので簡単に、私のような一般人でもわかりやすいものを箇条書きで紹介すると、
・皇族のお抱え医師をした
・東大に胸像がある
・勲一等旭日大綬章(旭日大綬章)を授与される(ノーベル賞受賞者や財界要人、政府の中枢にいるような人がもらう勲章)
・シーボルトと親友
・蒙古斑を命名した
・『お前はまだグンマを知らない』でジョジョのツェペリと化し、腹筋を崩壊させる
…最後のはちょっと違うかもしれません。
草津温泉が古くから名湯とうたわれてきましたが、それは日本国内での話です。
世界的に有名にしたのはベルツ博士であり、まさに広告塔のような役割をしたと言えます。
そんなベルツ博士をたたえる記念館が、草津の道の駅(ミュージアムショップ)にあります。
ミュージアムショップに入って左側に入り口があります。
奥の階段を上がって2Fが記念館です。
この右側には…
このコーナー展開がされています。
どうせなら、ベルツ博士がツェペリになっているのを印刷してPOPにしたらいいんじゃないですかね、許可取って。
階段を上がると、すぐに入口があります。
内部の様子ですね。
日本とドイツの旗が掲げられているのが印象的でした。
草津と、ベルツ博士の生まれ故郷・ドイツのビーティヒハイム・ビッシンゲン市は姉妹都市になっています。
毎年、草津の中学生と交換留学をしているそうですよ。
ベルツ博士の胸像です。
豊かな髭をたくわえた聡明かつ優しそうな人物に見えます。
博士は日本人女性と結婚し、3人の子供をもうけました。(2人は夭折)
長男の徳之助さんは、ドイツに渡って博士の日本での功績を広めたそうです。
博士の奥さん、花子さんが、皇居の晩餐会で着用したドレスだそうです。
滅多に見られるものじゃないので、大変興味深かったです。
この他にも、当時の様子がわかる数々の品が展示されています。
とても全部撮れませんでした。歴史好きには面白いと思います。
道の駅にいらした際、ちょっと知的な気分に浸ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
草津の日常。【22日目】(そばきちのビアガーデン)
3連休が過ぎまして、少し落ち着いた弊社です。
連休中、一井さんの納品手伝いをするついでに、そばきちさんのビアガーデンをのぞいて見ることにしました。
バスターミナルから湯畑に下りる途中にあります。
左奥の方に、湯もみショーを行う熱の湯が見えますね。
ちょっと見上げると気づくんですが、なかなか見上げるところではないので、気づきにくいです。
そういえば、ちょっと前にこのあたりで工事をしていたなぁと思い至りまして、ビアガーデンを造っていたんですね。
入り口です。
射的やスマートボールを楽しめる建物の最上階にあります。
あんまり入ったことがないんですよね(汗)。
階段を上りきったところです。
そんなに長い階段ではなかったです。
8月1~2日に行われる『草津温泉感謝祭』のポスターもありますね。
10m四方くらいでしょうか。すごく広いわけではないです。
こちらがメニューになります。
期間が8月20日までと、意外に短いことに驚きました。
まあ、秋になったら、草津はけっこう寒くなりますしね…
4000円弱でバーベキューとビールがやり放題なら、かなり安いんじゃないでしょうか。
草津チキンというのも気になりますね。食ってみたい…
湯畑から光泉寺までの様子が一目瞭然ですね。
このあたりで感謝祭が行われるので、まさに絶好のポジション。
でも、実際にここで飲み食いしながら見られるのかはわかりません。実行委員会が照明器具等で演出をしていたような気がするので。
ここで感謝祭の様子が見られたら、最高ですね。
以上、そばきちさんのビアガーデンの様子でした。
夏季のみの営業なので、草津に来られるようであれば、ここでバーベキューを楽しんでみてはいかがでしょうか。
草津の日常。【21日目】(クマ笹採り)
先日11日に、社員総出でクマ笹の収穫作業に行ってきました。
これは毎年の恒例行事で、弊社の主力商品であるクマ笹ケーキバーや草津味ゴーフレットに使われるクマ笹を確保するのです。
一日がかりで作業し、藤岡市の工場に持っていってパウダーにしてもらいます。
本日は弊社社員の他に、草津温泉の女将会の方やアルバイトの方を合わせて20人程度で行いました。
作業風景がこんな感じです。
断食ホテルのクアビオさんの真ん前のところで毎年行います。
笹は葉の部分だけを手作業で摘み取ります。
茎のところは大変固く、パウダー化する機械の寿命を縮めるので、バッサリ刈り取るわけにはいかないのです。
大体2、30kgくらいでしょうか。
本日の目標が60kgなので、けっこう厳しいです。
クマ笹をアップにしてみました。
こうしてみると、瑞々しいですね。栄養がありそう。
生い茂る笹です。
この辺にはやぶ蚊がたくさん出るので、長袖と虫除けスプレーは必須です。
その他にも小さい虫がたくさんいるので、虫嫌いな人には結構きついかも…
毎年のことですが、けっこう苦労してクマ笹採りをしてます。
長袖でも、この辺は木陰になっていて、意外に涼しいです。
笹畑から草津の街並みを眺めてみました。
こんな感じで笹を摘んでいきます。
園芸用のハサミを使うんですが、しばらく使っていると笹の繊維が刃に絡まって、時折閉じたまま開かなくなることがあります。
作業は、午後3時まで行いました。
最終的に、50kg弱の笹を収穫できました。目標にはほど遠いですね…
社長が車に笹を載せて、業者さんに届けに行きました。
パウダーになるのが今から楽しみです。
草津の日常。【20日目】(ゆもみちゃん焼を食す)
今日は、バスターミナルから程近いところにある『ゆもみちゃん焼き』を買い求めに行きました。
バスターミナル近くにある信号から、はす向かい方向にあります。
車を走らせていると、楽しげな客寄せ黒板が毎回目に入るので、「いつか食べたい」と思っておりました。
ただ、パッと見、そばに車を止めるところがないため、ふらっと立ち寄ることができずにいました。
今回はバスターミナルの駐車場にちょっとだけ止めさせてもらい、ようやく来店できたわけです。
ガラス越しに、ゆもみちゃん焼きを焼く鉄板が見えます。
タコ焼き用の鉄板の穴がゆもみちゃんの形をしているイメージですね。
運が良ければ、焼いているところが見られるかもしれません。
やっぱり、目を引くのは『ラムネあん』の文字ですね。ラムネのあんこなんて見たことありませんよ。
一通りのメニューがこんな感じです。
定番メニューと期間限定メニューがありました。
若干、期間限定の方がお高いようです。
定番は100円以下で買えるので、大変お求めやすいですね。
とりあえず、夏季限定で買えるもの4種類を買いました。
弊社直営店TIPの皆さんに3つあげ、私は気になっていたラムネあんを持って帰りました。
◇
会社に帰ってきて撮った写真がこちらです。
ゆもみちゃんがエイジレスの陰から顔を出しているように見えます。
小袋になっているので、しばらく持つのがいいですね。賞味期限は、大体1ヶ月くらいです。
弊社の『ゆもみちゃんカステラ饅頭』より日持ちはしないですが、賞味期限は短ければ短いほど美味いという法則があります。
……うちのカステラ饅頭もうまいですよ^^;
袋から取り出してみた様子です。
かわいいですよね。
形があまり崩れていませんし、イラスト通りのゆもみちゃんです。
イラストを立体的にしたら、こんな感じになるんでしょう。
二つに割ったところです。
……ラムネ色だ……
思ったよりラムネの色をしていてビックリしました。
食べてみると、思った通りのラムネ味で、大変美味しかったです。
人形焼きのラムネ味って聞いたことがないので、多分、ここでしか食べられないと思います。
5、6cmの大きさなので一口で食べられてしまうんですが、あと3個ぐらいは食べたいと思いました。
バスターミナルで信号待ちしていると一生懸命主張している看板が目に入りますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
草津の日常。【19日目】(西の河原公園裏ルート)
お久しぶりです。
ようやく時間が空いたので、ブログを更新しております。
本日は西の河原公園に行ってきました。
前にも同じところを取り上げてアップしましたが、今回はちょっと違う。
何が違うかというと、『行き方』が違います。
草津温泉の名所『西の河原公園』に行く方法は、大きく二つに分かれます。
一つは、湯畑→泉水通り→片岡鶴太郎美術館を経由していくスタンダードな表ルート。
もう一つは、草津国際スキー場の駐車場→釣り堀(西楽園)を経由していく裏ルートです。
表ルートは、町役場近くにある駐車場に車を止め、ランドマークの湯畑を楽しみ、泉水通りで温泉街を堪能し、そして西の河原公園を見物するという草津を一通り味わえるオススメルートです。
しかし、ゴールデンウィークやお盆のころになると駐車場が激烈に混むため、車を止めるところからつまづく、ということになりかねません。
そこで、裏ルートです。
簡単に言うと、上のルートの逆走バージョンです。
草津の西のはずれにある草津国際スキー場の駐車場は、数少ない草津の駐車場の中で一番大きいです。
止められる確率が高いのが魅力ですが、森の遊歩道を歩くため、道路が整備されている訳ではありません。
そのため、高齢の方や体力に自信のない方にはおすすめできないルートです。
また、天気が悪い時や雨が降った後は道がぬかるみ、大変足元が悪くなります。
さらに、冬は雪で覆われるため、春夏秋の限定ルートでもあります。
つまり裏ルートは、体力に自信があり、事前に雨が降っていないor現在雨が降っておらず、冬以外に通れるルートです。(別に通ってもいいんですが、完全に自己責任です)
それさえクリアすれば、繁忙期でも比較的混雑を回避できる穴場ルートです。
こんな偉そうに解説してますが、実は、このルートを今回初めて通りました。^^;
ブログを書くにあたってどんな道なのか把握する必要があったので、行ってみることにしたわけです。
件の国際スキー場の駐車場に車を止め、進行方向を見たときの写真です。
左側に見えるのが釣り堀です。
先に西の河原までの所要時間を書いておくと、最短で5、6分でしょうか。
10分あれば充分につく距離です。
釣り堀の西楽園です。
ここも私は利用したことがないんですよね…
小学生のころ、私の学校で釣りがものすごく流行って、渓流に釣りに行ったことがあります。
渓流釣りは難易度が高く、天然もののイワナ・ヤマメは2匹しか釣ったことがありません。
大人になった今はもっとたくさん釣れるんでしょうか。
西楽園のすぐ脇にこのような看板があります。
向こう側に伸びている道を進んでいくと、西の河原につきます。
緩やかなくだり道をしばらく歩いていくと、左に東屋が見えました。
東屋から階段が始まります。
けっこう急です。
男の私でも少し怖いと思いましたので、充分注意して降りてください。
西の河原の足湯が見えてきました。
湯畑の方から来た場合、西の河原の終点になりますね。
右手の方に大露天風呂があります。
階段を降り切ったところです。
ここから奥の方に下ると、約15~20分くらいで湯畑にたどり着きます。
基本、下るだけで良いのでそんなに辛くはないですが、問題は帰り。
先ほどの階段を上るか、別ルートの坂道を上るかになるので、やはり体力がいります。
体力を温存するか、写真の左にある東屋で休んで体力を回復するのをオススメします。
大露天風呂の脇にある道で、ここから駐車場に戻れます。
先ほどの階段を上がっているより楽そうです。
ただ、右手側にけっこう急な崖があるので、大雨が降った後に土砂崩れしないかと少し心配になりました。
以上、西の河原裏ルートの紹介でした。
もし草津中心部の駐車場が使えなかったら、山道を歩くということを考慮してから、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
◇
裏ルート上にある場所のスナップショット(この辺はクマが出るらしいです。弊社直営店TIPで、クマ避けをお求めください(宣伝)
草津の日常。【18日目】(寺子屋の濡れ煎餅)
本日は日曜日。
湯畑周りはにぎわっているかと思い、顔を出してみました。
そこそこ人がいました。
工事も休みで、ゆうゆうと通行できました。
湯畑周りは休みですが、道の駅からホテル櫻井さんに下っていく道では歩道橋の工事をしていて、片側交互通行になっています。
あそこは草津町の大動脈なので、片側交互になると大変渋滞します。
去年は融雪道路の大工事をして、大型連休中もやっていたためえらいことになりました。
町内外から非難轟々だったため、一町民としては役場にもっと配慮してもらいたかったと思っています。
泉水通りから松むらまんじゅうさんを通り過ぎて、駿河屋さん近くで撮影した写真です。
今日お目当てのお見せが、右に見える『寺子屋』というお煎餅屋さんです。
ここでは、歩きながら食べられるおっきなお煎餅を買うことができます。
メニューも豊富で、お好みのものが見つかりやすいのもいいですね。
オススメは、上段のぬれおかき、下段の昔しょうゆ、特上のりだそうです。
今回私が買ったのは、この昔しょうゆです。
まずはスタンダードを試します。
他にも、ここでしか食べられない限定のアイスがあるそうですよ。
次に来た時に試してみようと思います。
醤油アイスって、美味いんでしょうか…頼むのに勇気がいりますね。
会社に帰ってきて撮った煎餅の包み紙です。
…三つ並べると、すごく美味そうですね。
実際、食べてみると、ほどよい固さで一気に噛むことができ、大変美味しゅうございました。
泉水通りの中心部あたりにあるお店ですので、通りがかったらぜひ食べてみてください。