草津の日常。【51日目】中之条ビエンナーレ2019に行ってきた
草津温泉の隣にある中之条町で行われている『中之条ビエンナーレ』に行ってきました。
草津とは直接関係ないイベントなんですが、これに参加するために草津温泉を拠点にするという方もいらっしゃると思いますので、紹介しようと思いました。
何をするイベントかというと、『中之条町全体を現代アートの舞台にしてしまう』イベントです。
もう少し具体的に言うと、中之条町に点在している施設、公園や文化財、空き家や廃墟にいたるまで、あらゆるものをアーティステックな作品の表現舞台にするというイベントです。
こういった芸術表現で有名なのは、瀬戸内に存在する『直島』ですね。町おこしに現代アートを用い、「死ぬまでに行きたい場所」として世界的に有名になっています。
中之条町も、2007年から隔年で開催されており、かなり有名な現代アートのイベントとして認知されています。
実はビエンナーレのファンな私は、毎年参加しているので、面白くて心に残った作品を紹介して、皆さんに興味を持ってもらおうと思いました。
以下から、作品の写真を貼っていきますね。
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<四万温泉>
四万ダムを背景に転がっている巨大なセミ
近づくと内部の色つきガラスが回転する
家庭で出た古着の上を飛ぶ蝶の群れ
廃校の教室に備え付けられたドラムセット
体育館いっぱいに敷き詰められた抽象画
無数の手。
教室にぼんやりと浮かぶ生物。
<中之条駅近辺>
互いに目潰ししているおばあさんの図。インパクトが絶大。
標識の群れ。ある家族の大切な場所の方向を表しているそう。
2017年ビエンナーレで六合地区にあった鹿。
ビンが再生されていく過程を表した作品。
<霊山たけやま~伊参スタジオ方面>
山の上にずっと続いている何か。
神社に現れた何か。
廊下に座っている何か。前回イベントにもいた『トリックスター』と呼ばれる奇妙な生物です。
願い事が書かれた絵馬の群れ。
怪しく紫に光る稲わら。
写真のように精巧な鉛筆画。
ブランコに座る人のようなもの。
体育館に浮かぶ、傘の花。
糸のじゅうたん。
奇妙な生物の群れ。
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比較的写真がよく撮れていたと思われるものを掲載しましたが、これは作品のほんの一部です。
中之条ビエンナーレの良いところは、必ず琴線に触れる作品が一つはあることです。
開催は9月23日(月)までなので、ぜひぜひ足を運んでみてください。
【2019/4/13時点】草津白根山・志賀高原ルート開通について住民がわかっていること
●4月19日(金)に、開通予定。ただし、天候が悪い場合、延期もありうる。
●バイク、自転車、屋根のないオープンカーは通行できない。(万が一が起こった場合、噴石の影響が大きいため)
●夜間(17時~翌朝8時)は通行止め。
●万座三差路~青葉山あたりまでは止まれない。通行のみでき、白根レストハウスも営業しない。(レストハウスはシェルター代わり)
●火山は目視による観測が大前提のため、天候が悪い(ガスってる)場合などは即通行止め。
●天狗山ゲート辺りでビラの配布等を実施。また、草津町全体で観光客に周知させる取り組みをする。
※これは草津町と火山学者・気象庁との会議で決定されたことで、これから群馬県に伺いを立てます。県が了承しないと、開通されません。
昨日12日、火山会議に出席した社長から伝えられた情報は、以上のとおりです。
これは現時点で、私たち草津住民に知らされた情報です。これから変更される可能性は大いにあります。
なので、観光客の皆さんは草津の観光協会のホームページかスマホなどで逐一情報を集めていただきたく思います。これほど制限をかけて開通させるんですから、トラブルが起きるのは目に見えていますので。
……なんともまあ、めんどくさいことこの上ないというのが正直な感想です。
しかし、なんとか開通させたい草津町と危ないから開通させたくない火山学者との折り合いをつけた結果が、この対策なんですね。いろいろと苦心した様子がうかがえます。
一番、私が心を痛めたのは、バイクの方々です。
白根のウソみたいにきれいな景色を眺めながらのツーリングは最高だと思いますし、皆さん、開通を心待ちにしていると思います。
それに、直営店TIPの前は白根山に続く道路にあるので、バイクの方々が上客のうちの店は痛いんですよね。
なんにせよ、無事に開通できそうなのは喜ばしいですが、お客さんの負担になっているので、素直に喜べないところです。
重ね重ね申し上げますが、来草して草津白根山に行かれる方は、まず情報を集めるようお願いします。
草津の日常。【48日目】(春の息吹)
ブログではお久しぶりです。
先の天狗山の記事から間が開いて、ようやく筆を執る気になりました。
本日、4月5日は全国的に気温が上がり、草津でも春の陽気になりました。
湯畑などに行ってきましたので、写真をアップします。
こちらは道の駅の温度計です。
昨日まで氷点下を映していましたが、一気に気温が上がりました。
前橋のほうでは夏日になるかならないかということです。草津とは10度くらい違いますね。
それでも日光の下を歩いていると汗ばんできます。そろそろ桜も準備をし始めるころでしょうか。
こちらは、温度計のすぐ近くにある桜の木です。
逆光で見えにくくなってしまったのですが、つぼみがほんのり赤くなっていました。
以下、湯畑の様子です。
このくらいの暖かさになると、お客さんも寒さに悩まされずに済みそうです。
でも夜になると、どんどん気温が下がって冬に戻りますので、お気をつけて。
明日は日中、10度に行くか行かないかのようです。
草津町民にとってはめちゃくちゃ暖かいですが、お客さんと桜には厳しい温度になりそうです。
草津の日常。【46日目】(草津の紅葉穴場スポット)
最近になって、草津温泉では急速に紅葉が進んできました。
前にツイッターで、天候不順だったから今年はきれいにならない、というようなことを書きましたが、まるでどこかで聞いていたかのようです。
そんなわけで、昨日はオフだったので、知る人ぞ知る草津の紅葉穴場スポットに行ってきました。
地図上の赤いまるで囲ったところがそうです。
天然記念物に指定された、中之条町(旧六合村)にあるチャツボミゴケ公園に行ける道路でもあります。
志賀高原ルートが開いているときは、お客さんはみんな素通りしていくコースなので、知らない方が多いと思います。
昨日はとてもいい天気だったので、散策に最高でした。ひさびさに秋の爽やか、かつ、少し物悲しい雰囲気に浸ってきました。
橋の上から見る景色は、本当に絶景ですよ。
天狗山スキー場の駐車場も大変きれいに色づいているので、ぜひ見物にいらしてください。
草津の日常。【45日目】(商工祭・マルシェに行ってきた2)
10月14日(日)に開催された『草津町商工会・商工祭マルシェ』に行ってみました。
このゲート、懐かしいですね。6月にも行ったんですが、雰囲気は変わりありませんでした。
ですが、前回より出店数とお客さんが多く感じられました。6月はGWが終わった後の閑散期なので、仕方ないのかなと思いました。
人が多くて写真を撮るタイミングがつかめませんでした。うまいこと人が切れたタイミングを狙ってます。
その場で食べられるファーストフードや持ち帰り用のお菓子、野菜など、幅広い年代が楽しめる出店がそろっていました。
子供用のスマートボールやくじ引きは、前回なかったなぁ。
会場の上から俯瞰した様子です。テントの数の多さががわかりますね。
ラストワンということで買ってみました、ローストビーフのハンバーガーです。大変美味かったです。
美味かったんですが、チンして食べたかったですね^^;もっと美味くなったと思います。
盛況だった商工祭マルシェ、次回は来年になるでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
草津の日常。【44日目】(怪しい雰囲気の西の河原公園)
私ごとですが、最近『ポケモンGO』を始めまして。
ブームに乗り遅れていること甚だしいですが、最近の運動不足は目に余っていたので、ゲームをしながらウォーキングをすればいいんじゃないかと思いましてね。
そんなわけで、5日・20:00から開催された『キティちゃん&ゆもみちゃんコラボイベント』を見た後、西の河原公園に行ってみました。
いやー、びっくりしました。
今回初めて、ライトアップがされた後の西の河原公園に行ったんですが、異世界に迷い込んだようでした。
こんな深海みたいな雰囲気になってたんですね。
夜の草津温泉の意外な一面をのぞいたようでした。
昼とはまた違った雰囲気を存分に味わうことができました。
これはカップルには人気が出そうなスポットですね。ぜひ、足を運んでみてください。
草津の日常。【43日目】(草津温泉ⅹ吾妻地域 田舎体験フェア)
おひさしぶりのブログとなりました。
8月中は草津のトップシーズンということで、全エリアでイベントが目白押しだったのですが、いかんせん本業の仕事が忙しく取材に行けませんでした。
しかし、一つぐらいは紹介しようと思い、湯治広場で行われていた『草津温泉ⅹ吾妻地域 田舎体験フェア』を見に行ってきました。
以前行った『商工祭マルシェ』に似た雰囲気でした。
扱っているのは、地場産の野菜や果物、後は民芸品などでした。
昨今、野菜が大変高いですから、こういった野菜の直売は観光客の方に大変喜ばれます、安いので。
弊社直営店『TIP』でも、キュウリ3本入り¥100は一瞬で無くなりましたね。
嬬恋産キャベツです。大変立派です。
草津町のお隣、嬬恋村は日本一のキャベツの産地です。
草津からちょっと降りたところにある『嬬恋パノラマライン』という道路で、360度キャベツしかないようなキャベツ畑が見られますよ。
以下、売り出されていた野菜・果物です。
お客さんがたくさんいたので、邪魔にならないように撮れた分だけご紹介します。
3本¥100というありえない価格のとうもろこしもありました。
午後から民芸品の製作体験もやっていたらしいです。
高原で暮らしていますので、新鮮かつ安い高原野菜が手に入るのは幸せですね。
観光に来る皆さんのうれしそうな笑顔を見て、つくづくそう思いました。