草津名産品製造(株)のブログ

草津温泉に唯一あるお土産品卸の会社。そこの経理兼何でも屋が綴るブログです。草津の魅力や面白さが伝わったら幸いです。

草津の日常。【3日目】(雨の光泉寺)

今日はあいにくの天気でした。

どこの写真を撮ってこようか悩んだんですが、雨のお寺は情緒があっていいのではないかと思い、草津温泉の二大寺社仏閣・光泉寺に行ってきました。

 

ぐんまみらい信用組合から光泉寺に向かう道にあるお地蔵様です。

威厳のある立ち姿をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さっきのお地蔵様から少し中に入ったところです。

左の階段を上がると光泉寺本堂、右に下りていくと湯畑に続きます。

 

 

 

 

 

千代の湯と地蔵の湯で江戸時代から続く『時間湯』の責任者兼リーダー、湯長さんの供養塔です。

現在『熱の湯』でやっている湯もみは、この時間湯でやっている湯もみをショー化したもので、本物の湯もみは、千代の湯と地蔵の湯で体験できます。

詳しくはこちら。時間湯オフィシャルサイト

この時間湯で入る温泉の温度は48℃なので、体験される方は覚悟した方がいいですよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

ここから階段を下りると、湯畑に続きます。

草津温泉感謝祭(8月1日~2日)の時、大体、この辺で女神さまが降臨・昇天します。
今年は雨が降らないといいですね。草津は雷雨が多いので…

 

 

 

本堂はこんな感じです。
雨に濡れたカエデが綺麗でした。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

帰る途中にはこんなものがありました。

魚籃観音というらしく、魚介類を供養するための観音様だそうです。
日記を書くつもりでいかなければ、全然気づきませんでしたね。

 

 

 

 

帰り道に、セブンティーンアイスの自販機を発見しました。

目立たないもいいところにあったので、ビックリしました。
光泉寺の方が自前で設置したのでしょうか。

私はチョコミントアイスがすごく好きなのですが、賛否が分かれるみたいですね。
皆さんはどうでしょうか。

 

 

 

 

今日の日記は、こんなところです。
15時から、直営店『TIP』で店番になっているので、少し忙しい午後になりそうです。

 

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草津の日常。【2日目】(ぐんまみらい信組から湯畑へ)

今日は、ぐんまみらい信組から湯畑までを散策しました。
Googleストリートビューでは網羅できない裏道を通って、湯畑まで下りてみます。

ぐんまみらい信用組合さんは、弊社もお世話になっている信用組合です。

前身は、かみつけ信用組合といったらしく、年配の方に「かみつけに行ってきた」と言うと通じます。
5年前に草津で働き始めたころの私には、それが全く分かりませんでした。

 

 

 

 

 


赤ちゃんや小さなお子さん連れを歓迎する宿『ゆたか』さんの脇道に入ると、こんなお稲荷さんがありました。
初めて知りました。

なんていう名前のお稲荷さんなのか、文字が古くて読めませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

ここから湯畑の方はこんな感じになってます。

手前に見えるのが、草津で催し物をしょっちゅうやっている湯治広場の裏側です。

 

 

 

 

 

源泉閣という飲食屋さんの脇にあった、わたの湯源泉です。

草津の代表的な源泉は6つあるんですが、これは含まれていません。

 

 

 

 

 

 

ゆもみのショーをする『熱の湯』近くにあったツツジです。

こんな酸の強いところでも咲くんですね…たくましい花です。

 

 

 

 

 

別アングルのツツジと湯畑。

 

 

 

 

 

 

 

帰り道に、中村屋旅館さんの看板猫、佐助がいました。

けっこう男前に撮れたな…写真に慣れているのだろうか。

遭遇率が高いので、横を通ったらいるかどうか見てみてください。

 

 

 

 

今日の散策は、こんな感じでした。

ブログにするつもりで注意深く歩くと、気づかなかったことに気付くので面白いですね。

 

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草津の日常。【1日目】(道の駅のツツジや野菜直売)

今日から始まりました、このコーナー。
草津の何気ない風景やワンシーンを撮り、日記形式で綴っていこうと思っております。
日記なので、毎日更新が目標です。しかし、弊社定休の木曜日や、私が休みをいただくときは投稿できないので、よろしくお願いします。

さて、1回目は道の駅に足を運んでみました。

草津では、だいたい今頃がツツジの見ごろだそうで。花に詳しくないので、少し勉強してみようか…

今日はとても良い天気だったので、ピンクの花びらが光を透かして大変綺麗でした。

私のへたくそな写真で伝わるでしょうか…

 

 

 

 

 

会社に出勤途中にいつも目にするクマのぬいぐるみです。

イベントがあると仮装をします。
ハロウィンの日は、魔女が被る三角帽子をしてましたね。

左の写真は、ゆもみちゃんがだらけているクマを引っ張り起こそうとしているように見えます。

 

 

 

こちらは、ミュージアムショップ前の野菜直売所です。

夏の間、朝採りしたキャベツや白菜、レタスなどを売っています。

去年は、白菜一玉が800円とか、野菜の値段が異常に高かったので、ここの直売所さんは重宝しました。
今はレタスが100円、大根が160円だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特にとりとめもなく続いていく日記ですが、どうぞよろしくお願いします。
明日は私が休みなので、早くも1日サボるような感じになりますが、明後日はちゃんと更新します。

 

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草津温泉に遊びに来る人が知っておいた方がいいこと(天気編 Part2)

Part1では、草津温泉と東京の夏の気温を比べてみました。

ここでは、冬の気温を比べてみます。

突然ですが、下の写真をご覧ください。

 

皆さんは、この写真がいつ撮られたものだと思いますか。

これは、弊社の窓から見える浅間山の様子を写したものです。

浅間山は標高2000mを超えるので、残雪がある期間は長いです。
そして、下の雪原は、写真を撮る私とほぼ同じ高さです。

それでは答えです。これは、4月4日に撮られたものでした。

4月の始めと言えば、東京あたりではもう桜が咲き、満開になろうかという頃です。
そんな時期に草津では、この真冬のような光景が当たり前です。
路面は凍結し、夜の気温はマイナスになることがあり、下手すると水道管が凍結します。4月に。

桜に至っては、桜前線が東北に到達するころにアップを始め、5月前後に開花します。
今年は特に開花が遅く、5月8日の『光泉寺花祭り』ごろに満開になりました。

これが草津の季節感なので、平地の感覚のまま旅行にお越しになると、命に関わります。本気で言っています。

今年の冬も旅行者のスリップ事故がたくさん起こりました。

それは地元民も例外ではなく、
ある旅館のバスがスリップし、草津の大動脈の幹線道路を完全にふさいで何時間も通行が止まったり、
警察車両がスリップして通行人をはねて病院送りにしたりするので、
冬になると草津町民はピリピリしだすのです。

雪道に慣れているはずの町民ですら事故るのですから、旅行者の皆様はいわずもがな。
草津ゴールデンウィークに雪が降る所なので、せめて簡易チェーンをお守りに持っておくのをオススメします。

 

2.年間を通しての気温(冬)

あらためて、下の図をご覧ください。

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 東京の12~2月の平均気温は、だいたい6℃前後でしょうか。

それに対し、草津温泉の12~2月の平均気温は-3℃程度です。

最低気温ではなく、平均気温が-3℃です。

慣れていない方が草津温泉に来ると、寒いというよりは痛いというレベルの寒さに見舞われます。
加えて視界がホワイトアウトするような吹雪がしばしばやってくるので、その時は外を歩くのさえ危険。

そもそも、昔の草津町民は冬の間は店を閉め、ふもとにある旧六合村などで春を待つ『冬住み(ふゆずみ)』という習慣がありました。

要するに、冬の草津は人が住むようなところではないということです。
文明の利器があるから、ギリギリ住めるだけです。

お正月やクリスマス、冬休みなど、冬季に草津にお越しになる方は、冗談抜きでフル装備を強くお勧めします。

具体的には、
スタッドレスタイヤは必須
・二駆(後ろタイヤしか回らない車)の方は、必ずチェーンをすること(滑って坂道が上りません。草津は坂道だらけです)
・服は5枚くらい着るのが良い。靴は底が滑らない靴を選ぶ。湯畑周りでも道路が凍ります。ハイヒールなど論外。
スマホなどで天気を常に確認し、吹雪の時は極力外を歩かない。

草津町は主要な道路の下に温泉を流し、雪を溶かすという、ふつうでは考えられないような設備があります。
また、町役場の土木課の皆さんの除雪能力は人知を超えているので、どんな大雪が降っても半日あればあらかたの場所が通れるようになります。

ですが、それでもすべての雪を取り除けるわけではありません。日陰では道路が凍りますし、歩道には大量の雪があって歩きにくくなります。

草津の雪景色や、冬の湯畑・西の河原のライトアップは非常に美しいです。
皆様にはそれを心行くまで楽しんでいただきたいので、ぜひ、身の安全を確保したうえで冬の草津にお越しになって下さい。

続く

 

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草津温泉に遊びに来る人が知っておいた方がいいこと(天気編 Part1)

草津温泉は、標高1,200mを超えるところにあります。
ありていにいって、山中にある秘境のような場所です。

ゆえに、東京や埼玉といった平地では考えられないような天候に見舞われることがあります。
観光地だからといって、なんの準備も無しにお越しになると、荒天によってせっかくのご旅行が台無しになる恐れがあります。

ここでは、草津温泉の天気について、地元に住んでいるからこそ分かる情報を細かくお伝えしていきます。
皆様のご旅行がよりよいものになることをお手伝い出来れば幸いです。

 

1.年間を通しての気温

草津温泉は、寒いです。
どのくらい寒いかというと、真夏の8月の夜でもクーラーが全くいらず、日中はカーディガンを羽織らないと寒い日があるというありさまです。

下の図をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気象庁のデータの抜粋で、左が草津町、右が東京の年間平均気温です。

東京の8月の最高気温の平均は30.8℃なのに対し、草津町は24.0℃。
実に6℃もの差があります

草津では真夏日、つまり30℃を超える日が滅多にありません。
逆に20℃を切ることが、たま~にあります。さすがに氷は張りませんが、肌寒いということは時々あります。

なので、着るものがTシャツしかない、という場合、寒さに耐えながら湯畑を散策する羽目になります。
加えて草津温泉は、なぜか服を売っている店舗がやたら少なく、あったとしてもおばちゃん向けの、えもいわれぬカーディガンとか、観光地価格の高いものが多いです。

まともな服を買いたいのであれば、草津町から20分ほど降りた長野原町にある『しまむら』で買い求めるしかありません。
そんなことに時間を割くより、草津温泉を楽しむことに時間を費やした方がよっぽどいいです。

なので、草津温泉に遊びに来られるときは、1枚でもいいので、長袖・長ズボンをお守り代わりにお持ちになるのをオススメします。
いざというとき、絶対に役に立ちますので。

続く

 

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